前回の記事
「キャッチボールしたらこんなことになるなんて in コロンビア①」
の続きです
「ねえ、キャッチボールしない?」
その広場では3人の男たちがフリスビーをしていて遊んでいた。
僕の存在に気がつくと、彼らのうちの1人が僕に向かって手招きをした。
僕は両手にグローブを持ちながら、彼がいる方へと足を進める。
彼が口を開く。
「ようアミーゴ、名前は?」
「ミナトだよ、よろしく」
手を差し出すと、彼はにっこりと笑って握手に応じた。
ヒゲが特徴的な彼は30歳前後だろうか。
髭の彼が、僕が持っていたグローブに手を伸ばす。
「早くやろうぜ」
その言葉で、僕たちはキャッチボールを始めた。
それでキャッチボールをしてたら続々と彼の仲間たちがフリスビーをしに集まってたわけです。
なんだかんだ9人も。どうやら今日はここで試合を行うよう。
一人一人と握手をして軽い挨拶をします。
で、嬉しいことにみんな野球に興味を持ってくれて、2つしかないグローブをみんなで回しながらキャッチボールをしました。
コロンビアには野球は存在しますがこの街には無いみたい。
都市ごとにやるスポーツが違うのは面白いですね。
僕もフリスビーしました。
これもキャッチボールやん
フリスビーはただの遊びで上手いとか下手とかいう概念は持っていなかったのですが、
彼らはバスケットとかサッカーとかと同等のスポーツとしてフリスビーを行なっているので、めちゃくちゃ上手いんですね。
彼が手取り足取り教えてくれて、僕も多少はマシになりました(笑)
そろそろフリスビーの試合が始まりそうだったので、帰る頃かなと内心思っていたら
「ミナト、こっちのチームな!」
とあたかも毎日一緒に遊んでいるようなノリで試合に参加させてもらうことになりました。
嬉しかった...(*´ェ`*)
確かに彼らとキャッチボールしてフリスビーして、
気づいた時にはとても馴染んでいました。
とはいえですよ、ルール知らなかったのでこれは困ったものです。
彼らも一生懸命教えてくれましたが、最終的にはみんなでジェスチャー(笑)
でなんとなーーーく、ルール分かった状態でゲームスタートです。
でもやってて、すぐにルールは理解できました。
そこからは
全力で走り回って、叫んで、汗かいて、腹抱えて笑って...
気づいたらシャツも脱いで半裸で遊んでました。
得点が入るたびにチームメイトとハイタッチして、
自分が得点入れた時には、みんな走ってこっちに寄ってきてくれて、
むさくるしい男同士抱擁しあって...
試合は最終的に負けちゃったけどねw
最後はみんなで記念撮影
みんな最高だよ
「キャッチボールしよう」から始まった3時間。
キャッチボールがこの出会いを生んでくれて、言葉の壁を越えさせてくれたと思います。
キャッチボールしたらこんな素敵なことになるなんて。
次回へ続く
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