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愛知の大学生が休学して世界を旅します! 笑あり涙ありの青春コメディーだがや!

カテゴリ:南米 > ボリビア


先日紹介した《TSUNAGO》に因んで、日本への想いをこのブログを通じて紹介するコーナー
海外から日本へ「想い」を「繋ぐ」旅《TSUNAGO》


お久しぶりです、今回はボリビアのウユニへ訪れた際に泊まった宿
『Wara del Salar』
のオーナーさんからのメッセージ。


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Amigo Minato.
04-10-2017

Espero que te sientas como en tu casa y disfrutes nuestra atención hacia tu persona, nos complace haber compartido estos días en el residencial

"Wara del Salar"

Agradecemos tu preferencia y siempre estamos preparados para recibir a todos los japoneses que quieran venir a Bolivia, en especial a Uyuni.

Hasta pronto
Atentamente
Gustavo


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ミナトへ
2017年 10月 4日

君がこの数日間、我々の宿でくつろいでもらえたなら嬉しいです。そして君と過ごせてよかった。

この「Wara del Salar」でね!

君はもちろんいつでも日本人のゲストを待っているよ!
ボリビア観光、特にウユニに来るお客さん!

また会いましょう。
気をつけて。
グスターボ


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大変素敵な人柄でした。
いつでも気にかけてくれて、
そんでもって日本語もほんのすこ〜しだけ(笑)話します。
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彼には南米では一般的なコカの葉の活用法を教えてもらって、ガムのようにずっと葉っぱを噛んでいました(′∀`)
コカの葉には満腹中枢を刺激する成分が入っているらしく、噛むだけでお腹減っている感覚が減ってくるだとか...

日本人好きなオーナーの人柄もあってか、日本人がちらほら泊りにくるみたい。
またウユニ行くときはここに泊まろうと思います。


 
 

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先日紹介した《TSUNAGO》に因んで、日本への想いをこのブログを通じて紹介するコーナー
海外から日本へ「想い」を「繋ぐ」旅《TSUNAGO》

ボリビアの首都、ラパスでお世話になったデイビットからです。
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La paz, bolivia
27 de septiembre 2017

Estimado Minato

Es un gran placer poder recibirte en mi país.
Espero que tu corta estancia en Bolivia sea de tu agrado.

De todo corazón te deseo la major de las suertes en etu largo viaje.
Espero que en el futuro podamos encontrarnos nuevamente, ya sea en Bolivia, Japón o cualquier parte del mundo.

Banzai!!!

     David

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ボリビア・ラパス
2017/09/27

私の国であなたを受け入れることができたことを嬉しく思います。 
短いラパスの滞在の中で楽しむことができたなら幸いです。

南斗の長い旅の幸運を心の底から祈っています。
また再会できることを楽しみにしています。
それがボリビアでかもしれないし、日本かもしれないし、世界のどこでもね!

万歳!

  デイビット

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彼は本当に日本のことが大好きで、日本について色々なことを訪ねてくれました。
歴史のこと
経済のこと
文化のこと
日本は本当に面白みのある国だよって言ってました。

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⬆︎見たらわかる優しい人やん

自分の国以外にあそこまで興味を持つことができるんだと勉強しました。




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ボリビア
滞在日数: 9日間
使用金額: 1700ボリビアーノ(28000円)
1日当り  :  3300円ほど

La Paz

ラパスにはペルーのプーノからバスで入りました。
詳しくはこちらの記事で「日本人のロマン 陸路で国境越えした話
 
TOUR PERU」のバスで費用は2100円ほどでした。

ラパスは2日滞在しましたが
Davidの家に泊まらせてもらいました。
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本当に良い人で、もう少し長く滞在しても良かったかなって思いましたがバスのチケット買ってたんで(泣)

部屋は本当に綺麗で個室まで用意してくれました。
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(撮影許可は頂いています)
 
彼の仕事を尋ねると、こりゃまたびっくり国の財政管理をしているそうで、、、(汗)
晩御飯もご馳走になって、感謝しています。

ラパスでの滞在は短かったので観光も一つだけ。
 
泥棒市
 
毎週木曜と日曜に開催される大きな市場です。
名前の由来は盗まれたものから何でも売っているからだそうです。

これが開催されるのがダウンタウンから少し離れていて、治安も良くはないところです。
泥棒市の開催地から市街を見下ろす。
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現に殴り合いの喧嘩をしていて1人は頭が割れてしまっていました、、、コワ、、、

他にも名物のおばちゃんプロレスなどなど、
ウユニに隠れて観光者はあまり滞在しませんが、わりかし見所満載です。

泥棒市から、ウユニへ向かうバスターミナルへタクシーを拾ったのですが、運転手が日本車が大好きなおじさんで話が盛り上がりました。
支払いの時に細かいのが無かったので、大きいお金を出すと、おじさんはおつりを持っていませんでした。何かを買って細かいお金を作りにいこうと思ったら、
おじさんが

「お金はいいよ!サービスだ!気をつけてな!」

と言って走り去りました。
おっちゃんありがとう。

そんな人の優しさに後ろ髪引かれる思いでいざウユニへ向かいました。

UYUNI

バス会社は「PANASUR」で、3200円ほどです。
ここのバスはおススメです。座席は全開まで下がるし、1人席もあるので一人旅している人には快適かと思います。

夜行バスで朝6時に到着。

到着すると、厳しい寒さが襲ってきました。
とりあえず、朝早すぎて宿を探すのも大変だったのでカフェで暖をとりました。
8時頃になって宿を決めにいきました。

「Wara del Salar」
個室で50ボリ 
・部屋は綺麗
・シャワーは午前中だけ温水(ツアーの後に塩まみれが不快すぎて夜にシャワー浴びたら死にました)
・wifiはウユニ全体が遅いので仕方ないです
・コスパはかなりいいと思います。

宿を決めた後、ツアー会社探しに行きます。
乾季でしたが、鏡張りが見たかったので日本人御用達「穂高ツアー」にお世話になりました。
ウユニには3種類ツアーがあります。
  • デイツアー
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    IMG_0162 
     
  • サンセットツアー
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  • サンライズツアー
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    大体各ツアー2000円ほど。
    キャッチボールもしてきましたよ!
     IMG_0149
私は3つ全部行きました。

9/29  到着後 デイツアー(10時〜19時)
9/30  休養
10/1  休養
10/2  サンセットツアー(16時〜21時)
10/3  休養
10/4  サンライズツアー(3時〜9時)
10/5  出発

かなり余裕のあるスケジュールですが、中には2日で3ツアー回すツワモノもいました。

運転手さんかなり飛ばすので、一度段差で車が思いっきり跳ねた時に頭を強打しまして、流血いたしました(笑)

この傷がスペインまで続き、マックで食事をしている時に不意に頭を掻いたらどでかいカサブタが取れたことは言うまでもありません。

まぁ何と言おうと、私がウユニで素敵な時間を過ごしたと言うことは間違いないのですが。

駆け足で紹介しましたが言えることは

やっぱりウユニはすごかった

です。
ご静聴ありがとうございました。


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夢見たウユニで6日間過ごした。
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9月29日 1DAYツアー 
10月2日  SUNSETツアー
10月4日  SUNRISEツアー 

この時期は乾季となる為、日本人が大好きな鏡張りはそれほど期待できない。
と言っても少なくとも写真レベルの鏡は存在するのでこれでも満足な人は季節を選ぶ必要がないだろう。
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ただ、やはり雨季になると雲の量も増える。より綺麗な鏡張りが見るなら1月〜3月の雨季が狙い目だ。

私も次行くならその時期を狙って行きたい。 

ちなみに欧米人は鏡張りに興味はなく、水が張っている所には全員アジア人が訪れていた。

鏡を見たいならばツアー会社も日本人向けや韓国人向けの会社を選ぶことが必須で、欧米人向けのツアー会社を選ぶと、水があるところには行かない。
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今回は3ツアーとも「穂高ツアー」という日本人向けの会社でお世話になったが、それについては多くの旅人がブログなどで書いているのでここでは割愛する。 

とにかく。

前回の記事「日本人のロマン 陸路で国境越えした話」で書いた鬱憤を見事に晴らしてくれた。
 

やはりウユニはすごかった。

旅に出る前は誰も知らないような秘境を目にしたいと思っていたが、インターネットによって情報がウンとあるこの現代でそんなところを探す方が難しいのかもしれない。

なんだかんだ大勢から人気のあるところが心に残る。ウユニ然りマチュピチュ然り。

ただそんなウユニともお別れである。

私はバスでボリビアの南に位置する「世界一南北に長い国」チリへ向かった。

チリでの目的は主に2つ
  • 「アタカマ砂漠」で世界一綺麗な星空を眺めること
  • 南米大陸の南端、アルゼンチンとの国境に跨る「パタゴニア」で大氷河を拝むこと
とどのつまり、チリの北からバスで入国し、この10日のうちに一気に南下。
もちろん飛行機は使うが、縦断をすることになっている。

そして10日後の10/15には南米を出てとうとうユーラシア大陸へ入る。
ちなみに始まりはスペイン・マドリッドである。

そんなこんなで私はウユニの街のバスターミナルからバスに乗った。

ちょうどこの日は木曜日でウユニの町全体で大きな市場が開かれていた。
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南米では毎週木曜、日曜に市場を開くのが習慣なのだろうか。
思い返せばそんな気がする。

市場で地元民の大衆に混じりながら腹ごしらえを済ませ、8時間の長旅になるバスでの軽食も購入した。
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PM2時
これから長い付き合いになるバスとのご対面である。 

車内も清潔で席も広い。特に車両に対しての不満はなかった。乗客が乗り込み出発する。
 
しばらくすると、私たちが乗ったバスは砂漠の中に無理矢理作られた舗装もされていない砂利道を走っていた。

揺れが酷い。
すぐにちゃんとした道にでるだろうと甘い考えが頭を覆っていたが、結局4時間その道を走り続けボリビアとチリとの国境に着いた。
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PM6時

揺れのせいで一睡もできずに疲れが溜まった重い体を起こしバスを出た。
まずはボリビアの出国審査に並ぶ。
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前回と同じだった。特に何も聞かれずに出国のスタンプを押される。

そこからバスに戻り、国境を越える。10分ほど走らすと今度はチリの入国審査である。
ここでは久し振りに審査官との会話があった。

「チリのどこへ行くんだ」
「アタカマだよ」
「今夜泊まるホテルは?」
「まだ決めてない。着いたら探すよ」

たんたんと質問に答えたが、このとき実は内心焦りがあった。

予定ではこのバスが目的地に着く時間は22:30、そこから初めて行く地で宿を探すのは、なかなかハードな作業だからだ。

審査官としてはそんな信頼のできない旅人にはグチグチ言いたいのが本心だろうが、彼は何も言わず、うんと頷いて入国のスタンプを押してくれた。

次は税関審査である。

隣の建物へ行き、荷物を検査する。これまでとは違って検査は機械センサーではなく審査官による手作業である。
 
つまり自分の荷物たちを隈なく弄られる。

特に危ないものも持っていないし大丈夫だろうと、税関申告書の裏面にある文章を読んだ。
そして、そこにはこう書かれていた。

「動物や植物で作られたものは持ち込み禁止。例えば、、、」

この時私が持っていたのは、バスの中で配られた簡単なランチと市場で購入したポテチとパン。
ランチにはビーフと米が入っていたから、これはダメだと自分で判断できたが、
ポテチとパン、、、たしかにそれぞれジャガイモと麦から作られているが、
さすがにこれはいいんじゃないか? と自分では判断し難かったので、近くにいた人に尋ねると
 
「もちろんダメだよ」
 
と首を振られた。

せっかく購入したのに捨てるのはもったいない。
税関審査までの列でできる限り体内に詰め込んだが、入りきらなかったものは列のすぐ近くにあったゴミ箱へ捨てる他になかった。そのまま持ち込めば罰金を払わなくてはならないかもしれない。

これでよし。

そう一仕事片付けたような満足感に浸って、また自分の番を待った。

「次!」

私の番が来て、自信満々に荷物を審査官が立つ目の前の机に置く。
そしてその時に重要なことに気がついた。

あ、グローブ、、、

そう。牛の革である。

一気に不安が襲ってきた。これまでこのグローブたちで何人友達ができたのだろうか。
走馬灯のように思い出が蘇ってきた。

ここまできたら、何が何でもこいつらを守る。

「動物で作られたモノはもってないね〜?」
「は、は、はぃ(汗)」
「本当に無いね〜?」
ガサゴソ
「は、はぃ(汗) もちろん無いでございます」
「よーし、いってよし」

ほっ。

守りきった。建物の外に出てグチャグチャに調べられた荷物をもう一度整えてバックパックに詰める。

その時。

煌びやかな髪をなびかせ、バッチリと決まった化粧を施した女性が私の横を通った。

ただ私が注目したのは彼女の美しい顔でもなく、引き締まった体でもなく、肩に掛かっていた鞄だった。

「クロコダイル製、、、ワニ、、、」

余裕やん。
 
確かに鞄や靴だって、良いものは動物の革から作られているじゃないか。それが毎回チェックで引っかかったら誰もチリに入らなくなる。

私に足りなかったのは余裕だ。普通に考えれば誰でもわかることだ。

「フッ」

自分自身が可笑しくなって、バスへ乗り込んだ。
入国審査は終えた。このまま目的地まで一気だ。
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久々に国境を越えて高揚感が体を支配したような気がしていた。

この先にトラブルが待ち受けているとも知らずに。

続く。

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AM 7:00

ペルー・プーノという街のバスターミナルから出る、隣国ボリビアの首都・ラパスへのバスに乗車する。
所要時間は7時間。これは入国出国審査の時間も含めてである。

バスはほぼ満席だったが、幸いにも私の隣の席は空いていた。これは幸先いいスタートである。

広大な平地をバスの窓から見つめる。

国境越え...

その言葉は私たち旅人に脳内をえぐるようなインパクトを与える。

「慣れ」というものは恐ろしいもので20年間住んだ日本を離れて海外を旅している今でさえ、
その土地での「慣れ」が来てしまうと、カメラを向けるどころか、足を止めることさえしなくなってしまう。

この旅の始まり、ニューヨークにいた頃が懐かしい。あの頃は若かった。
ごく一般的な民家でさえ、私の目には非日常的な景色に移りカメラを向けたものだ。
それが今ではどうだ。日に日にカメラフォルダのファイルが減っていく。撮らない日だってある。

しかし、文頭で述べたように「国境越え」というものはそんな怠慢な生活から一転、
新たな刺激や感動を与えてくれる、言わば旅人にとっての活性剤のようなものなのだと、私は思う。

飛行機に乗り、雲の上の世界に身を委ねる。
しばらくして、着陸の衝撃で我に返る。
空港を出るとさっきまで見ていた景色とは大きく異なる世界がそこには広がっている。

人、言葉、空気、そして匂い。

特に私は、国ごとに変わる匂いが好きだ。
私の乏しい語彙力ではその国特有の匂いを文字として表すことは難しいが、
確かに十人十色ならぬ十国十匂がそこには存在している。

しかし、それはあくまで空路による国境越えの話である。
出国の空港を最後に、飛行機という密閉された空間に閉じ込められる、という過程があってこそ匂いの違いを感じることができる。

では陸路による国境越えは一体どんな感動を与えてくれるのだろうか。

島国日本に住む日本人にとって、陸路での国境越えというものはあまり身近ではないだろう。
私もこの旅での6カ国目にして初の陸路越えである。無論、人生初でもある。


2時間半ほど走っただろうか。バスが止まった。

添乗員が何やらスペイン語で話している。
おそらく、今後の手続きについてだろう。
詳細までは理解できなかったが、 現在道路を復旧中の為にバスが通れない為、歩かなければならないらしい。
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私を含めた40人ほどの乗客はバスが止まったその地点から1㎞ほどを歩いてペルー側の出国審査へ向かう。

20分ほど歩くと、少し街に活気が出てきた。
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(ペルー出入国管理局)

イミグレーションに関しては、やはり空港のイメージしか無い為、こんな建物の中で手続きを行うにはどうしても違和感が芽生える。

到着した時にはすでに出来上がっていた列の後ろに並び、その時を待つ。

しかし意外にもみるみると列は進んでいき5分ほどで私の番が来た。
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バスの道中、添乗員に渡された税関の用紙パスポートを片手にカウンターの前に立つ。

これまで様々な質問を受けたきた。

「どれだけ滞在するの」
「滞在の目的は」
「友達はこの国にいるの」
「なぜ、1人で旅しているの」
「兄弟はいるの」
 
等々、果たしてその情報が入国出国に必要なのだろうかと思うような質問も多々。

しかし。
今回は何も聞かれず、ただ
「がしゃん」
とスタンプを押されただけだった。

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(またのお越しをお待ちしております:ペルー側)

心のどこかで審査員との無駄とも思えるやりとりを期待していた私がいたのだろう。
呆然として建物を出た。次はボリビア側の入国審査へ向かう。
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この橋を渡るとそこはボリビアである。

橋の上には、物乞いをする人、物を売る人、走り回る子供たちで溢れかえっていた。
国境には警官が立っているわけでもなく、見た限りでは誰でも自由に行き来できる状態だった。
現に人力車の運転手は幾度も国境を往復し、人々を運んでいる。

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(ようこそボリビアへ:ボリビア側)

ボリビア側のイミグレーションへ入る。
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さすがに入国の際は何か聞かれるだろうと思っていたが、
結果は一緒だった。何を聞かれることもなく
「がしゃん」
とスタンプの音が虚しく部屋に響いた。

気がつけば、私はボリビアに入国していた。

「あぁ、俺ボリビアに入ったんだ。」

人も、街並みも、言語の変化も無い。匂いもだ。

変化を感じることのできない国境越えは決して私の心を満たすことはなかった。

しかし、私のパスポートにはペルーの出国スタンプが押され、ボリビアの入国スタンプが押されている。

確かに私は国境を超えたのだ。ただ実感がない。
いつものように新しい国についた時に無意識に行っていた深呼吸もしなかった。

バスの乗員が全員入国審査を終えた後、皆でバスへ戻った。
途中オランダ人のカップルが話しかけてくれたが、会話に花が咲くこともなく、ごく普通の会話をしただけだった。

バスに乗り国境の町から首都ラパスへ向かう。
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明後日にはウユニ塩湖へ向かう。
この曇った気持ちをウユニで晴らすことができる。

そう信じて私は目を瞑った。


 
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